2021年04月28日 16:51

リクルートマネジメントソリューションズは、20代~50代の1年以上学びを継続している会社員489名に対し「会社員の自律的な学びに関する実態調査」を実施。調査結果から見える実態について公表した。なお、調査にあたって、学びの対象は、仕事に直結するものに限らず、自ら興味を持ち継続している「学習・趣味・活動」に広げている。

まず、学びの内容を調査した結果、「語学/仕事系」が約4割、「生活/文化系」が約6割となった。小分類では多い順に「スポーツ・健康」「語学」「ビジネス知識・スキル」だった。職種別では、開発職は「語学/仕事系(特に語学、IT・情報処理)」の割合が多く、営業・サービス職は「生活/文化系(特にスポーツ・健康)」の割合が多かった。

また、1年以上学びを継続している人の約6割が、「1年以上継続することなく一過性に終わったことがある」と回答。取り組んでいる学びから得られているものとして、「そのことに取り組むのが楽しいと感じる」「自分が上達したり成長したりするのを感じる」という回答が多く、楽しさや成長を感じていることがわかった。

さらに、自律的な学びを継続するための方法について、学びが継続したときと継続しなかったときとで差が大きかった点を尋ねた。多かった回答は、「すでにある程度の興味や知識がある領域である」「自分がより興味を持てる領域に特化してさらに深く取り組む」「やる気が薄れたときも、自分で気持ちをコントロールする」だった。