2021年04月26日 10:00

楽天グループは、運営するクチコミ就職情報サイト「楽天みん就」において、2022年卒業予定の学生を対象に調査した「楽天みん就 2022年卒就職人気企業ランキング」を発表した。
「楽天みん就 2022年卒就職人気企業ランキング」は、「楽天みん就」に登録している2022年卒業予定の大学生・大学院生を対象に、2020年9月16日~2021年2月25日にかけて、ウェブアンケート調査を実施し1722人から回答を得た。学生が、調査対象企業約600社から志望する上位5社を選択し、各企業の志望理由を「仕事」、「会社」、「雇用」、「社会的責任」、「採用活動」の5つの観点において回答したものを、「楽天みん就」がポイント化して集計した。
コロナ禍で景気の先行きが不透明な中、学生の企業選びの軸が、業績や安定感、成長性など、企業のポテンシャルを重視する方向にシフトしている傾向がみられる。今年の総合ランキングでは、大手商社の中でも好調な業績を維持している伊藤忠商事(昨年3位)が、2011年以来10年ぶりに1位を獲得。業界別で見ると、29位のジェーシービー(JCB)(昨年82位)、50位の三井住友カード(昨年134位)が昨年から大幅に順位を上げており、昨今のキャッシュレス化の進展により、クレジットカード企業の注目度が高まっていることがうかがえる。また、三井住友銀行(昨年121位)が75位、みずほフィナンシャルグループ(昨年124位)が76位、三井住友信託銀行(昨年166位)が86位へと昨年から順位を上げるなど、銀行もランクアップした。