2021年04月22日 13:20

タリスマンは、在籍出向支援サービス「mutualy(ミューチュアリー)」の開始に先立ち、事前登録企業を募集する。

在籍出向とは、出向元の企業に籍を残したまま、出向先の企業で働くこと。新型コロナウイルスの感染拡大により、需要の減少した企業から人手不足の企業へ従業員を「在籍出向」という形で送り出すことにより、雇用を維持する仕組みだ。コロナの影響が長引く中、労働者を失業させることなく「雇用を守る」ことができる。

出向支援マッチングサービス「mutualy」は、雇用調整が必要な企業と人材不足の企業をオンラインでマッチングする「在籍出向」支援サービス。従業員の在籍出向は、「人材シェアリング」や「雇用シェア」などとも呼ばれており、双方の企業が協力して労働力をシェアする、新しい働き方として注目を集めている。「mutualy」を通して、在籍出向の送出・受入を行われた場合、出向条件によっては産業雇用安定助成金の対象となる可能性がある。出向期間中の従業員の給与負担に関しては、双方の企業で話し合い決定してもらうが、助成金を活用することにより人件費を抑制することも可能だ。

今回、サービス開始に先立ち、事前登録企業を募集(事前登録は完全無料)。また、4月30日までに登録した企業は、サービス開始後の初回手数料が無料となる。さらに、サービス開始前からコンサルタントによる個別カウンセリングとマッチングの提案、新着案件の配信も無料で提供する。

「mutualy」事前登録