2021年04月19日 12:03

東京都中小企業振興公社は、東京の産業力強化を支援し「稼ぐ東京」の実現を図るため、「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業(第1回)」の申請予約を5月6日から開始する。
同事業は、変化・変革に正面から向き合い、先端技術を活用して持続的発展を目指す中小企業者等が、「更なる発展に向けた競争力の強化」「デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進」「イノベーションの創出」「後継者による新たな取り組み」に必要となる機械設備等を導入するための経費の一部を助成する。これにより、都内中小企業の自ら稼ぐ力を強化し、新たな事業展開やイノベーションの創出を促し、「稼ぐ東京」を実現することを目的としている。
助成対象は、「競争力強化」、「DX推進」、「イノベーション」、「後継者チャレンジ」のいずれかに該当する事業であること。主な申請資格は、4月1日現在で東京都内に登記簿上の本店または支店があり、都内で2年以上事業を継続している中小企業者等。同事業は従前と比べ、助成対象となる経費の範囲が広がり、より利用しやすくなった。ソフトウェアは、法人税法上の固定資産とされるソフトウェアが対象で、ソフトウェアの単独購入も助成対象経費となる。また、器具備品における制限が撤廃され、すべての器具備品が助成対象経費となる。さらに、助成金の対象となる設備1基当たりの下限額が50万円に引き下げられた。
申請予約期間は5月6日~26日17時まで。