2021年04月16日 14:31

大林組、京浜急行電鉄、日鉄興和不動産、ヤマハ、みなとみらい53EASTの5社で共同開発する「みなとみらい21中央地区53街区開発事業」が4月に着工した。

みなとみらい21中央地区53街区は、みなとみらい線「新高島」駅の至近に位置し、ターミナル駅である横浜駅から徒歩8分、羽田空港までは京急線「横浜」駅から約30分と高い交通利便性を有している。また、歩行者ネットワークとしてみなとみらい21中央地区の拠点となる駅や施設を結び、人々の多様な遊歩空間を形成している「グランモール軸」と「キング軸」が交差する結節点に位置するなど、みなとみらい21中央地区の活性化に向けた新たな核となる街区だ。同プロジェクトは、総延べ面積約18万m²を超えるオフィス・ホテル・店舗等にて構成される、2棟構成(WEST棟、EAST棟)の大規模複合開発物件となる。

同グループは、2019年3月に事業予定者に選定された。以降、国内・世界へ発信できる魅力や新しい価値を創出すべく計画の協議を進め、2024年3月末(予定)の完成に向けて着工した。各社のノウハウを最大限に活用して、オフィスやホテル、店舗などで構成される、2棟(WEST棟、EAST棟)を建設するとともに、魅力あるコモンスペース(広場状空地)を整備し新たな活気を生み出す。同グループは、これらの取組みによりSDGsの達成に貢献するまちづくりを推進することで、みなとみらい21中央地区の価値の向上に寄与していく。

所在地は、横浜市西区みなとみらい5丁目1番1他。工期は4月~2024年3月末。