2021年04月13日 17:03

株式会社「アカリ」は、コンテンツごとに1つの有料サイトを設置して収益化を可能にする、クリエーターやコンテンツホルダーのための新サービス「Chapters(チャプターズ)」を正式リリースした。

チャプターズは、昨今ノーコードと同様に注目されている「プロセスエコノミー」の考え方をベースにした収益化プラットフォーム。クリエーターやコンテンツホルダーたちは、従来のように自身が製作した完成品を商品として販売するのではなく、完成品に至る製作過程を公開し、ファンを集客し、宣伝・課金する仕組みを持つ。

例えば、小説家ならチャプターズを使ってWeb小説を1話ずつ連載し、単行本になるまでの過程をファンに公開しながら作品の注目度を高めることができる。映画であれば、クランクインと同時に撮影の舞台裏を、チャプターズを使って公開し劇場公開まで作品の期待度を高めたりするなど、新たなビジネスチャンスを生み出すことが可能。

SNSとの連携やSEO対策や他言語対応など、Webビジネスに必要な機能が幅広く取り揃えているのに、初期導入コストは0円。個人から法人までの幅広いクリエーター、コンテンツホルダーの収益化にコミットできるSaaS型プラットフォームになっており、ユーザー数に応じて従量課金なので、コストのリスクなくスケールすることができる。今後は、エンターテインメントに限らず、地方創生、教育やスポーツ領域での課題解決での利用も推進していく予定。