2021年04月07日 12:43

ランサーズは、フリーランス・副業・複業ワーカーの実態を調査した「フリーランス実態調査2021」を公開した。

今回の調査は、1月28日~2月1日にフリーランスとノンフリーランス計3095名に実施した。調査の結果、副業を解禁する企業が増加し「副業元年」と言われた2018年と比較して日本のフリーランス人口は500万人以上増加し、1670万人になったことがわかった。しかし、労働人口の35%が広義のフリーランスであるアメリカと比較すると日本の広義のフリーランス人口は24%となっており、今後も成長の余地があると考えられる。また、経済規模も昨年より約10兆円増加し、28兆円と過去最大になった。

ランサーズは、「テクノロジーで誰もが自分らしく働ける社会をつくる」をビジョンに掲げ、個人と企業をオンラインでマッチングする受発注プラットフォームを運営している。「フリーランス実態調査」は2015年に開始し、今年で7回目。同社は7年間、フリーランスをはじめとする新しい働き方を調査し、変化を見てきた。経済規模やフリーランス人口が過去最大となった理由として、「会社に頼らないプロフェッショナルなフリーランスの増加」、「時間に余裕ができ副業・複業を開始する人の増加」、「すきま時間を使って仕事をする主婦・主夫の急増」の3つを挙げている。今後も同社は、テクノロジーの力で雇用に依存しない働き方の選択肢を広げ、誰もが自分らしく働ける社会の実現を目指していく。

フリーランス実態調査2021