2021年03月25日 12:43

Performance Technologiesは、転売に繋がるリスクを見つける不正注文アラートサービス「不正注文 ミツケタ」の提供を開始する。

昨今のEC市場の拡大に伴い、不正転売が社会的な問題になっている。また、その被害規模は年々拡大してきているのが実態だ。特に、定期購入モデル(サブスクリプションモデル)を採用しているサービスの場合によく見受けられる、初回分は「お試し」として大幅に価格を下げて購入へのハードルを下げる仕組みを悪用し、住所や名前を偽って複数回注文し格安で購入した商品を転売する手口が横行している。その影響から、発送業務にかかるコストや人件費の増加、見込み客が転売商品へと流出してしまうなど、その商品を製造・販売する企業にとっての直接的・間接的な被害が拡大している。また、広告出稿している場合、本来支払う必要のない広告費を支払ってしまっているケースも数多くある。

今回提供を開始する不正注文アラートサービス「不正注文 ミツケタ」は、サイト来訪・商品購入ユーザーを独自の採点基準でスコアリングすることによって、一定のスコア以下のユーザーを「転売等目的のユーザー」と定義。商品を製造・販売している顧客企業にレポーティングすることを通じて、転売に繋がるリスクを検知することが可能となる。同社は、「不正注文 ミツケタ」のサービス提供により、不正な転売行為の防止を図り、顧客企業の商品のブランド価値を守っていく。

不正注文 ミツケタ