2021年03月24日 07:24

TISと、東芝データは、会津若松市で展開している地域ウォレット「会津財布」に、小売店舗での買い物情報を電子レシートとして発行できる「スマートレシート」機能を追加したことを発表する。本機能は、東芝テック株式会社の電子レシートサービス「スマートレシート」により実現している。
会津若松市は、内閣府が進める「スーパーシティ型国家戦略特別区域の指定」への応募を表明している。TIS及び東芝データは、「キャッシュレス決済」の領域において協業することにより、「スーパーシティ」に向けて購買データの地域への還元が可能な決済環境と、データ利活用に向けた情報の充実を図る。これらは、スマートシティ導入を進める地域向けの共通決済サービス「ID決済プラットフォーム」を活用した会津財布スマートレシートにより実現していく。
会津財布は、市民や会津地域を訪れる人が便利に、楽しく過ごすためのスマートフォンアプリ。また、スマートレシートは、地域の小売店舗で買い物をした利用者の紙レシートをデジタル化し、リアルタイムに利用者のスマートフォンに送信。レシートの購買データを活用し、買い忘れの商品の確認、再来店を促すクーポンの発行やキャンペーン、スタンプカードなどの顧客サービスを提供することができる。With/Afterコロナの社会環境においても利用者が安心して買い物ができるようになり、利用者が欲しかった商品や健康促進につながる商品等をレコメンドすることなども可能になる。