2021年03月19日 16:08

JR東日本スタートアップが「NextCommonsLab(NCL)と協業し、新しい地域活性化拠点として開設していた小高駅舎に地域コーディネーターが着任。駅を見守る人「駅もり」として活動を開始する。

2011年の東日本大震災から10年、大きな被害にあった南相馬市にも志をもったプレイヤーが集まっている。そのような中で、JR東日本スタートアップとNCLは、2019年より活動を開始。小高駅の待合室や旧事務員室のDIYを実施し、駅利用者の快適な環境づくりや利便性向上に努めてきた。それとともにオンライン配信の実施や、イルミネーションに馬のイラストを描いた装飾を実施するなど、地域が盛り上がるようなイベントを実施してきた。

このたびは、地域内外を繋ぐコーディネーター「駅もり」として菅野真人さんが着任し、駅舎に駐在する。無人駅に「駅もり」が駐在することで、利用する学生等の見守りはもちろん、地域活性化のハブとなり新たな無人駅の価値を作る。菅野さんは今後、小高駅から地元の事業者の魅力をオンラインイベントで定期的に配信したり、駅利用の高校生とコラボレーションしながら、特産品を使ったビジネスギフトなどの企画・販売、企業研修プランの企画・販売を行う予定。

まずはお披露目イベントとして、小高駅よりオンライン配信を行う。視聴はこちら。JR東日本スタートアップとNCLは、今後も小高駅舎を地域の内外を繋げていく拠点とし、関係人口を拡大していく取り組みを続けていく。