2021年03月19日 12:38

デロイトトーマツグループは、デロイトデジタルに所属する世界中のコンサルタントの知見を結集し、今後1~2年の間にわたって企業が重視すべき7つのキートレンドをまとめたレポート「2021 Global Marketing Trends」の日本版を公開した。

デロイトデジタルは最先端のデジタルトランスフォーメーションサービスにより、クライアント企業・業界におけるデジタルの未来を切り開くグローバルブランド。今回のレポートは、経営者やマーケター、企業の組織全体がどのような認識をもってブランド構築に資するマーケティング戦略の策定・実行をすべきかをまとめている。日本版公開に当たっては、日本企業への示唆と解説をデロイトデジタルジャパンDeputy Leadの熊見成浩さんがまとめた「日本の視点」を加えている。

今回のレポートでは、新型コロナウイルス感染症の影響下で不確実性が増し、人と人との新しいつながりが求められている状況に鑑み、企業があらゆるステークホルダーとのつながりを強化し、存在意義を高めるために求められることをトレンドにまとめている。挙げられた7つのキートレンドはパーパス、アジャイル、HX、信頼、参加、融合、人財となり2020年と同様だが、COVID-19の影響を受けて、その序列や内容に変化が生じている。「日本の視点」のパートでは日本において押さえておくべき視点として「経営者の求める効率性とパーパスドリブン企業の関係」、「アジャイル(俊敏性)の重要性の向上」、「HX(Human Experience:人間としての経験)」の3点を述べている。

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