2021年03月19日 12:37

アルクは、新刊「DX経営図鑑」を3月18日に発売した。

世界の伝統的企業やスタートアップがいち早く取り組んできたDX。近年、日本でも「DXブーム」が巻き起こっているが、問題も潜んでいる。DXとは「ユーザーが最終的に得る価値」を見つめ、新しい価値提供の仕組みを創り出すということ。単なる技術導入やカイゼンや局所的な改革のみでは、新しい価値は生まれない。技術導入によって得られたアドバンテージを用いて価値提供の仕組みを変え、ビジネス構造を変えることで、新しい競争基準の中で優位性を得るという、一連の変革ストーリーこそがDXだ(「はじめに」より)。

本書は、世界や日本のDX事例をつぶさにレポートしてきた「DX Navigator」編集部と編集長の金澤一央さんによる初の著書。その知見をまとめ、価値提供のプロセスを可視化した一冊だ。本書には、世界全32社のDX事例を収録。いずれもキーワードは、顧客・ユーザー視点での「ペイン(苦痛)」と「ゲイン(利得)」。待ち時間や使い勝手の悪さといった、サービスの顧客・ユーザーが感じる「ペイン」を最少化する一方、充実感や喜びなど、一連のサービス体験で得られる最終的な提供価値「ゲイン」を最大化することで、「顧客・ユーザーが最終的に得られる価値」を提供するプロセスを、わかりやすい図解とともに解き明かす。

価格は2310円(税込)。

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