2021年03月02日 17:23

セーフィーは、千葉市において災害発生場所および避難所の状況を映像でリアルタイムに把握し、迅速な対応を実施するために、ウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2」を活用する実証実験を開始した。

2019年の台風15号をはじめ、河川の氾濫や土砂崩れなど、千葉市においても甚大な被害が発生。千葉市では、災害に強い街づくりを推進することと共に、被災の際に課題となった、現場や避難所の状況をリアルタイムに把握し的確な指示出しを迅速に行うことなど、改善するべき点に関しても取り組みが必要となった。

そこで、ウェアラブルクラウドカメラ(Safie Pocket2)を用いて、災害時の被害や避難所の状況リアルタイムに確認、課題抽出、迅速に指示出しすることにおける、業務改善検証と活用ニーズの把握などを目的とした実証実験を実施することとなった。Safie Pocket2は、バッテリーとSIMを内蔵しているため、カメラの電源を入れるだけで遠隔からリアルタイムで現場の映像を確認・会話ができる手のひらサイズのクラウド録画型ウェアラブルカメラ。撮影された動画はリアルタイムのモニタリングのみならず、Safieクラウドに録画されているため、後日に振り返りや映像データのダウンロードも可能。

今後はクラウド録画型のカメラを活用し、様々な自治体での防災対策を推進。また防災以外の用途でも、ウェアラブルクラウドカメラの利用展開を見込んでいる。