2021年03月02日 16:55

ラディウス・ファイブ(RADIUS5)は、写真から漫画やアニメ、デザイン素材向けの線画を生成するAI「Line Drawer(ラインドロワー)」をAIプラットフォーム「cre8tiveAI(クリエイティブAI)」に公開した。

同社では、「人がクリエイティブになれる世界を創る」というビジョンの元、クリエイティブの現場で利用することができるAIサービスの開発に取り組んでいる。2019年にクリエイティブ作業を効率化する様々なAIツールを提供するプラットフォーム「cre8tiveAI」を公開した。

今回、リリースした「Line Drawer」は漫画制作の課題を元に研究・開発を行ったAI。一般的に漫画の制作では背景や挿絵のクオリティが漫画のクオリティに大きく影響する。背景や挿絵の制作は、イメージしている絵を一から書き起こしたり、写真から必要な線だけをトレースしたり、3Dモデルで空間を作って線画に変換する等の手法で制作されているが、いずれも時間のかかる作業となる。「Line Drawer」では、誰でも簡単に短時間で線画をGETすることが可能。画像をアップロードして1分程度待てば、6種類の線画をAIが生成。このAIによって、背景制作の時間を大幅に短縮することが可能となる。

料金は、エントリープランの場合480円。サブスクリプションの場合10クレジットで利用可能(ライトプランで実質199円、プロプランで実質99円、メガプランで実質80円)。

Line Drawer