2021年02月24日 12:35

アスクルは、2月22日、新しい防災の考え方「フェーズフリー」認証商品の取り扱いを拡大し、3つの新商品を販売開始した。
フェーズフリーとは、フェーズフリー協会により提唱された防災の考え方で、日常時(いつも)や非常時(もしも)などのフェーズ(社会の状態)に関わらず、適切な生活の質を確保しようとする概念。災害大国である日本での「防災にコストや手間をかけられない」という声に対して、身のまわりにあるモノやサービスが、ふだんはもちろん、いざという時にも役立ち身を守ることができるという新たな考え方だ。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により生活様式が大きく変わってきている中、感染を防止しながらの避難や防災アイテムの見直しなど、防災意識は一層高まっている。同社は、いつ起こるかわからない災害に対して仕事場で無理なくできる防災対策を提供しようと、ビジネスの現場と働く人のインフラとして事業継続をサポートするため、2019年8月「フェーズフリー」に賛同し、認証商品の取り扱いを開始した。今回新たに、災害時には6Lの生活用水を運搬可能なバケツとして活躍する「バケツにもなる撥水バッグ」のほか、「ニオイが漏れにくい密閉プッシュペール」、「健康意識向上に役立つボックスティッシュ」の3商品を販売開始する。2月発刊のアスクルカタログでは、災害対策は一時的ではなく永続的に取り組むものと捉え、同社で取り扱うフェーズフリー認証商品を別冊カタログとして集録している。