2021年02月16日 17:08

ブラザー工業は、リモートワークやテレワークにも活躍するiPad用ノートアプリ「BuddyBoard(バディボード)」を開発した。
「BuddyBoard」は、離れていてもノート上に書き込む内容をリアルタイムで共有できるiPad用ノートアプリ。紙にメモするように、誰でも簡単に使えるだけでなく、ノートアプリならではの便利な機能が搭載されている。iPadで書き込んだノートはWebブラウザを使って様々なデバイス上でほぼ遅延なく表示できるだけでなく、「BuddyBoard」ユーザー同士なら複数人で同時に書き込むことができる。また、書き込んだノートをエクスポートできたり、ノート上に写真や画像をインポートしてメモを加えたりすることもできる。
会議室でのミーティングや、教室で行う授業などと同じようにメモや写真を共有できることで、具体性を持ったディスカッションができ、オンライン会議やオンライン授業などにおける双方向でのコミュニケーションをとることが容易になる。さらに、通信量が少ないためWeb会議ツールと併用することも可能だ。
今回のアプリの提供開始に先駆け、ブラザーグループでは製造現場において、海外拠点を含む複数拠点間のコミュニケーションの場面での試用を行いながら改善を重ね、開発が進められてきた。中でも、コロナ禍における海外出張の制限下においては、「BuddyBoard」で現場の状況を離れた拠点からでも把握することができ、的確な指示や意思の伝達が容易かつ迅速に行えたという事例が報告されている。