2021年02月09日 19:06

セガは、アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」のソースコードを使ってプログラミングを学習できる教材「ぷよぷよプログラミング」を活用したワークショップ形式の教育カリキュラムを開発し、茨城県立常陸大宮高等学校に提供した。
「ぷよぷよプログラミング」は、アシアルが提供するプログラミング学習環境「Monaca Education」において、「ぷよぷよ」のソースコードを書き写す作業(写経)を通して、プログラミング学習ができる教材。基礎コースから初級・中級・上級コースまでの難易度を用意している。
本カリキュラムに沿った授業は2020年12月10日~1月19日にかけて7回にわたって行われた。この度のカリキュラムは同校情報技術科に在籍する3年生を対象とし、プログラミングへの理解を深めてもらうこと、将来のキャリアについて考えてもらうきっかけとなることを目的とし、ワークショップ形式で行った。実際の「ぷよぷよ」のコードを記述・改編し、生徒独自の「ぷよぷよ」を完成させることを目標としており、親しみやすく、かつ実践的な学習ができ、また、活躍する現役のプロプレイヤーやゲームクリエイターと交流できることが特徴だ。初回の2時限でプログラミングに関する導入の講義を行い、続く5時限に渡って、情報技術科星野教諭の指導のもと、学校の独自授業による作品制作が行われ、最終回となる授業ではセガの現役プロデューサーが生徒による作品を講評した。