2021年02月08日 16:39

workeasyは、「空間型グループ通話workle」正式版をリリースした。

働き方の多様化と昨今の急激な環境変化により、場所に縛られないテレワークや在宅勤務が増加している。一方で、コミュニケーションでの課題も多く取り上げられてきている。同社ではこのような課題を解決するために、好きな場所でリラックスして働けるといった「テレワークの良さ」を残しつつコミュニケーション課題を解決するサービスとして「空間型グループ通話workle」の検証を行ってきた。

「workle」は、仮想の空間に自分の代わりとなるアバターを表示させて過ごしながら、アバターを動かして他の参加者と会話ができるグループ通話サービスだ。テレワーク中の孤独感への対処として雑談用にビデオチャットをつないでいると、プライベートな空間が晒されたり、モニターで真正面からずっと見られるという心理的な窮屈さが感じられ、ストレスの原因になってしまう。そのため「workle」ではカメラを設けず、プライベートな空間への視線は排除。カメラの代わりにアバターを自分の分身として利用する。ユーザーは、プライベートな環境を維持しつつ、アイコン表示でお互いの状況を確認することができる。また、通常のビデオチャットや音声ツールでは誰かに話しかけようとすると参加者全員に声が聞こえてしまい、相談がしにくい。そこで「workle」では、アイコン同士が近い範囲の人にのみ声が届く仕様にした。これによって、リアルな場で隣の人に声をかけるような感覚で、気軽に会話をすることができる。

workle