2021年02月08日 09:29

ファーマシフトは、調剤薬局各社と「デジタル薬局コンソーシアム」を結成する。
同社は、デジタル時代の「新たな医薬プラットフォーム」の創造を目的として設立されたメディカルシステムネットワークとオプトの合弁会社。近年、薬局が果たすべき役割は対物業務から対人業務へとシフトし、2020年の薬機法改正により薬の服用期間中は薬局からのフォローアップが義務付けられるなど、薬局には「かかりつけ薬局」としてのさらなる機能強化が求められている。今回、同社が開発したLINE公式アカウントを活用した「かかりつけ薬局化支援サービス」は、患者と薬局がLINE公式アカウントを活用してつながるための新たなコミュニケーションツール。このツールにより、薬局の「かかりつけ」機能の強化を支援し、患者自身で服薬情報を一元管理することができる。
今回、患者と薬局の双方にとって大きなメリットがある「かかりつけ薬局化支援サービス」の早期普及とプラットフォーム化を目指すべく、「デジタル薬局コンソーシアム」を結成した。コンソーシアムには、現在7社750店舗の参画が決定しており、その全てにおいて「かかりつけ薬局化支援サービス」の導入が決定している。デジタル薬局コンソーシアムは、同サービスのファースト・ユーザーとして3月以降順次サービスを導入するとともに、全国の薬局に対する普及・利用促進と、サービス導入企業全体の店舗網を活かした新規事業の開発を行っていく。