2021年02月04日 17:24

美術出版社は、凸版印刷とともに、文化庁「文化芸術収益力強化事業」の一つ「デジタル技術を活用した映像配信による新たな収益基盤の確保・強化」として、「サバイブのむすびめ」を発足した。
「サバイブのむすびめ」では、デジタル配信のためのプラットフォーム提供や技術支援に加えて、同事業で得られた収益化のノウハウを共有するトークイベント・シリーズ、美術専門誌「美術手帖」での小特集など様々な企画を展開していく。ニューノーマルに伴い様々な変化が強いられるなかで、文化芸術団体の一部は存続の危機にさらされている。異なるジャンルの活動がノウハウを共有し、交わり、より強固なむすびめとなることで、文化芸術をサバイブさせ次代へつなぐことを目指す。
また、文化芸術の収益に関する情報を発信する「サバイブのむすびめ」スペシャルサイトをオープン。Twitterアカウント「サバイブのむすびめ」と連動し、「サバイブのむすびめ」に関する最新情報の発信はもちろん、トークイベントのレポート記事の掲載やサイト内企画の実施も予定している。さらに、「サバイブのむすびめ」のコンセプト動画(事業者篇/鑑賞者篇)を公開。文化芸術が今どのような状況に置かれているのか、「サバイブのむすびめ」発足の経緯について、事業者と鑑賞者、それぞれに向けてご紹介した内容となっている。