2021年01月05日 17:18

タカラレーベンは、長野県長野市に建築中の「(仮称)レーベン長野中御所」で、環境省の集合住宅の新築集合住宅・既存住宅における省CO2化促進事業「ZEH-M Oriented(ゼッチ・マンション・オリエンテッド)」の認証を取得した。

日本の家庭部門における最終エネルギー消費量は石油危機以降約2倍に増加し、全体の15%程を占めている。また、東日本大震災後の電力需給の逼迫やエネルギー価格の不安定化などを受け、家庭部門における省エネルギーの重要性が再認識されている。また、2015年7月に策定された長期エネルギー需給の見通しでは、省エネルギーについて石油危機後並の効率改善(35%程度)を見通しとして示しており、その実現のためには住宅の省エネが不可欠だ。ZEHの普及を通して、家庭部門におけるエネルギー需給構造の抜本的な改善が期待されている。

「ZEH-M Oriented」とは、住まいの断熱性能を向上させるとともに、高効率な設備・システムを導入し、快適な室内環境を維持しながらも、共用部も含めたマンション全体で一次エネルギー消費量を20%以上削減し、年間の一次エネルギー収支を「ゼロ」とすることを目指したマンション。同社初の「ZEH-M Oriented」となる同物件では、光熱費を削減し、優れた環境性能を実現する3つの取り組み「IoTデマンドレスポンス」「専有部オール電化一括受電」「再エネECOプラン」を行っている。なお、同社物件及び長野県内のマンションにおける本認証の取得は初めてとなる。

所在地は、長野県長野市中御所1丁目37-1、37-2、39-1(地番)。

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