2020年12月17日 12:48

主婦の友社は、12月25日、「クイズでわかる 小学生からのネットのルール」を発売する。
今春の新型コロナウイルスの流行による休校をきっかけに、学習や娯楽のオンライン化が一気に加速。小学生の子どもに初めてスマホやタブレットを買い与えた家庭は多いようだ。一方で、子どものネットトラブルは増加傾向にある。国民生活センターによると、全国の消費生活センターなどに寄せられるネットがらみのトラブルは年々増加。例えば、SNSをきっかけとした未成年の消費者トラブル報告は2010年には311件だったのが、2019年には1715件と5倍以上に増えている。親の心配は尽きないが、小学校でも一人一台タブレットが支給されるような時代。子どもとネットを切り離して考えるのは不可能と言える。
スマホやタブレットをあっという間に使いこなしているように見える子どもだが、ネットの世界に潜む犯罪や悪意を見抜く力はまだまだ足りない。自分の身を守るための正しい知識や、トラブルの加害者にも被害者にもならないためのマナーを身につけることは、これからの時代に必須だ。本書は、初めてスマホやタブレットを使う小学生が知っておきたい知識やマナーをクイズ形式で学べる本。子どもたちとスマホを取り巻く現状の取材を続けているITジャーナリストの鈴木朋子さんが監修、クイズ王の古川洋平さんが率いるクイズ制作集団カプリティオがクイズ制作を担当。楽しくクイズを解いているうちに、必要なネットリテラシーが学べる内容になっている。
発売日は12月25日。価格は1000円(税抜)。