2020年10月06日 18:06

ジェーエムエーシステムズは、法人向け高セキュリティカメラアプリ「KAITOセキュアカメラ」を、三井住友カードのオールインワン決済端末「stera terminal」に提供する。今後、「stera terminal」では「KAITOセキュアカメラ」を利用できるようになる。
店舗やホテル、クリニックなどでは、身分証明書や本人確認書類の控えを取得するために、レジ周りにパスポートリーダーやスキャナー、パソコン、プリンターなどの機器を設置しておくのが通例だ。しかし、それはスペースやコスト、操作などの面で大きな負担となっている。また、個人情報を取り扱う上での情報漏えいリスクも避けられない。「stera terminal」に搭載された「KAITOセキュアカメラ」を利用すれば、身分証明書や本人確認書類の控えを取得するための撮影業務を安全に行える。撮影した画像データはサーバ転送完了後、端末から自動消去されるため、個人情報を取り扱う上での情報漏えいリスクを軽減することが可能だ。加えて、レジ周りの省スペース化やコスト削減も実現できる。
一連の撮影業務は、「stera terminal」内蔵のカメラで書類を読み取るだけで完了。このため、スタッフが利用者から一時的に書類を預かる必要もない。衛生管理の観点でもスタッフと利用者の接触を減らすことができるなど、コロナ禍における「新しい生活様式」の実践にもつながる。