2020年09月30日 16:07

ワールドピーコム(WPC)は、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)と共に、来店者自身のスマートフォンを利用した飲食店向けモバイルオーダーシステムを開発。2020年10月1日にプレリリース版を提供開始する。

本システムは、「メニウくん」で培ったWPCのオーダリングノウハウと、NTT ComのICT基盤とアプリ開発技術を結集して共同開発した、来店者のスマホを利用したモバイルオーダーシステム。スマホによる非接触の注文を実現しており、飲食店の従業員や、注文用タブレットなどの専用端末に接触する必要が無くなるため、新型コロナウイルスの感染拡大防止に寄与する。来店者のスマホでQRコードを読み取り、すぐに注文ができる仕様となっており、アプリのインストール、アカウント作成、ログインが不要なため、誰でも簡単に利用することができる。

また、さまざまな外部システムとの連携を実現。APIGW接続により、さまざまな外部システムや、SaaSアプリとの連携による拡張が可能となり、店舗オペレーションの効率化など、飲食店や小売店の課題に応じたシステム導入を実現する。既存システムを活用でき、コストの低減が可能であることも特徴。

今後両社は、本システムを本格展開し、国内外の居酒屋・回転寿司・焼肉店・ファミリーレストランなどに対し、2022年までの3年間で約10,000店舗への導入を目指す。