2020年09月30日 13:08

出前館が運営する出前サービス「出前館」は、YOLO JAPANと在留外国人の雇用を確保し就労環境の支援を行うため、業務提携を締結した。
「出前館」は2000年より、多数のジャンルから料理を注文でき、配達まで最短20分という出前サービスの運営を開始し、さまざまな食事シーンで活用されてきた。2017年に本格始動した、配達代行サービス「シェアリングデリバリー」は、「出前館」がもつ配達機能を複数の加盟飲食店舗でシェアすることにより、出前が可能になるサービスだ。
今回、「出前館」では新型コロナウイルスの影響による雇用情勢が悪化し、在留資格と就労VISAのある外国人が職を失う状況を受け、日本最大級の在留外国人登録者数を持つ「YOLO JAPAN」と提携し外国人在留資格を有する外国人の就労支援とデリバリー人材の育成と就労環境を提供する。
「出前館」で業務に携わる人材には、日本での就労VISAを取得し、尚且つ「YOLO JAPAN」が行う「YOLOアカデミア」でビジネスマナーや日本語の研修を行う。その後は、従来通り、配達員の面接とデリバリー拠点での研修や教育を実施。在留外国人にも「出前館」が掲げる質の高いデリバリーが行える環境を整え、出前サービスの向上に努めていく。まずは、4名の就労VISAを持つ在留外国人の拠点採用が決まり、10月12日から説明会と研修がスタートする。