2020年09月29日 12:44

公共R不動産は、全国の活用可能な公共不動産情報と活用したい民間事業者とをつなぐ情報プラットフォーム「公共不動産データベース」の提供を開始した。
同社が「公共空間をもっと楽しく」をコンセプトに、遊休化した公共空間の情報を編集して多くの人に届けるためのメディア「公共R不動産」を立ち上げたのが2015年3月。物件の掲載にとどまらず、国内外における公共空間活用の事例を紹介したり、公共空間活用に関する制度に切り込んでみたり、公共空間そのものの可能性を開いていくようなメディアとして多くの情報を届けてきた。
そして公共空間活用における社会の状況もここ5年の間に劇的に変化し、都市公園法の改正やウォーカブル推進政策など、国や自治体としてももっと公共空間をまちに開いていく、使うことから考えていくというポジティブな動きに変化している。同社では、もっと公共不動産を活用することが当たり前になってほしい、そんな思いから「公共不動産データベース」の開発に至った。
「公共不動産データベース」は、遊休化した公共不動産(公有財産)の情報と、それを活用したい民間事業者をつなぐ情報プラットフォームを目指している。自治体が持つ遊休化した公共不動産情報を登録すれば、全国の民間事業者へ情報発信をすることが可能になる。物件情報へのアクセス数などを知ることができるので、自治体にとってのマーケティングツールとしても活用することが可能だ。
現在、一般会員(無料)と特別会員(有料)のメニューがあるが、2021年3月までは特別会員メニューも無料で使用できるキャンペーンを実施中だ。