2020年09月29日 12:38

トランスコスモス台湾(台灣特思爾大宇宙)は、9月より「在宅コンタクトセンターサービス」の提供を開始した。
トランスコスモスの100%子会社で、台湾で事業を展開するトランスコスモス台湾は、2016年9月に設立し、デジタル領域に特化した販売力(EC)とブランド育成力を兼ね備えた独特のポジショニングを形成し、顧客企業にECワンストップ、デジタルマーケティング、コンタクトセンターなどのサービスを提供している。
昨今のCDVID−19の流行拡大を受け、社会活動に影響のある疾病の流行や自然災害(台風・地震)などによるコンタクトセンターサービス停止の懸念が広まっている。台湾では、日本に比べてより厳格な完全ロックダウンや政府指示による出勤停止措置などが発令される可能性がある。このような中、トランスコスモス台湾では顧客企業に安心してもらえるコンタクトセンターサービスを提供するため、事業継続と品質担保を実現するサービスを提供する仕組みと運用準備を進めており、9月より「在宅コンタクトセンターサービス」を提供開始。現在運営する190席のうち、2020年度中に50席の在宅化を目指す。
「在宅コンタクトセンターサービス」は、VDI環境および監視システムによるサービス監視を行い、在宅コンタクトセンター業務におけるデータ流出や不正利用などを防ぐ仕組みを構築。また、Web HRシステムでの出勤確認とオンライン会議システムを活用したオペレーターとのコミュニケーションにより、センターと同様のオペレーションを可能にした。