2020年09月17日 15:08

ネスレ日本ネスレヘルスサイエンスカンパニーとメディエイドは、65歳以上のための栄養アセスメントアプリ「MNAプラス」のiPhone版、Android版サービスを、9月16日より提供開始した。

歳を重ねるにつれ、「食事量が減る」、「活動量が低下する」など、様々な些細なことがきっかけで栄養状態の維持が難しい「低栄養」となり、体力(筋力)や精神力など心身の活力が低下する「フレイル(虚弱)」に陥るリスクが高まる。フレイルは悪化すると要介護につながると言われており、心身の健康を維持するためには、不足しがちな栄養素をしっかりと摂り、栄養状態を維持することが大切だ。

「MNAプラス」は、本人も家族も気づかないうちに進行する低栄養やフレイル対策のための、スマートフォン向け栄養アセスメントアプリ。65歳以上の人やその家族・介護者が、自宅で使用することを想定して作られた。ネスレと高齢者研究の第一人者たちにより考案され、世界中の医療・介護現場で使用されている65歳以上のための栄養アセスメントツール「MNA(Mini Nutritional Assessment)」の知見を活かして作られたアプリだ。

一般的な「体重」、「身長」、「食事状態」といった質問に加え、高齢者特有の「身体機能(寝たきり、車いす、歩行について等)」や「精神状態(ストレス、神経・精神的問題の有無等)」についての質問が含まれている。入力所要時間は約5分、簡単な6~11個の質問に答えると、4段階の評価結果で状態を知らせ、日常生活に取り入れやすい様々なアドバイスも表示される。

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