2020年09月15日 13:28

パナソニックは、8月31日、SDGsへの取り組みについてWEBサイトで情報公開をした。

同社は創業以来、「企業は社会の公器である」という考え方を基本として経営にあたってきた。これは、社会から預かったあらゆる経営資源を元に、事業活動を通じて社会の要請に応え、社会の課題解決や発展に貢献することで持続的な成長を遂げるというもの。この考え方は昨今、世界的に関心が高まっているSDGsへの取り組みに他ならないが、そうした取り組みを改めて整理し、ステークホルダーの人々に分かりやすく伝えることを目的にこのサイトを公開した。

パナソニックは経営理念をもとにあらゆる企業活動を通じてSDGs達成に貢献するべく取り組んでいるが、SDGs情報サイトでは、その活動を、事業活動による価値提供、責任ある事業活動の推進、会社と社員による社会貢献の3つに分類している。また、広範に亘るパナソニックのSDGsへの取り組みについて、社内カンパニー全7社とSDGsに特に関連する5部門のトップがそれぞれの「重点取り組みテーマ」として発信している。なお、社長の津賀一宏さんは9月11日に更新された「アニュアルレポート」(統合報告書)において、SDGsを含むサスティナビリティに関連した基本的な考え方を述べており、同サイトからも参照することができる。さらに、事業活動や企業市民活動を通じて社会の課題解決に取り組むパナソニックの具体的な事例を映像や記事で多数紹介している。

SDGsへの取り組み