2020年08月25日 16:49

三省堂は、「新明解国語辞典 第八版」を、11月19日(木)に全国一斉発売する。また、本書の発売に向けて、“考える辞書”として公式Twitterアカウントを開設し、情報発信をしていく。

戦時下の1943年、新しい国語辞典として創刊された「明解国語辞典」を前身とし、戦後、1972年に新たに「新明解」として生まれ変わり、2011年刊行の第七版まで版を重ねた「新明解国語辞典」は、累計売上部数2,200万部を突破した「日本で一番売れている小型国語辞典」(『明解国語辞典』刊行から『新明解国語辞典 第七版』までの累計。三省堂調べ)。9年ぶりの全面改訂となる「新明解国語辞典 第八版」は、この間の社会の変化を正確かつ厳密にとらえ、新語・新項目を大幅に増補、約1,500語を追加し、総収録項目数は79,000となった。

同辞典の最大のセールスポイントは「シャープな語釈」と「実感あふれる用例」。今回の改訂でもさらに磨きをかけており、無味乾燥な説明や単なる言い換えはなし。現代日本語の意味用法を十二分に記述した結果、巧まざるユーモアをかもし出すほどに実感あふれるものが多数。

「おやじ ギャグ オヤヂ—【親爺ギャグ】〔おもに中年男性が〕気の利いたことを言おうとして発する言葉遊び。多くの場合かえって顰蹙ヒンシュクを買う。「許してちょうだい」を「許してちょんまげ」という類。「部長が強烈な—を放った」」など、ふつうの辞書とはひと味もふた味も違う内容を楽しめる。詳しくはこちら