2020年08月06日 17:57

バカンは、京都知恵産業創造の森が運営するオープンイノベーションカフェ「KOIN」に、リアルタイム空き情報を配信するサービス「VACAN(バカン)」を8月3日から提供開始した。VACAN導入は本件が京都初。施設内の混雑情報をスマホから確認できるようになり、コロナ禍においても安心して施設を利用できる環境づくりを目指す。

KOINは、京都府、京都市、および京都の産業界により設立された京都知恵産業創造の森によって運営されているオープンイノベーションのための施設で、名称は、Kyoto Open Innovation Networkの頭文字からとられている。起業をしたい人や事業を強化・拡大したい人などの交流を推進しており、コワーキングスペースとしても利用ができる。利用者が増えると「密」が生じる恐れがあるため、VACANを使って、リアルタイム混雑情報をVACANのマップ上や、公式HP、SNSで配信する事で、安心して施設を利用できる環境づくりを目指していく。

VACANは、店や施設のリアルタイムの空き情報をスマホ等で見られるよう配信するサービス。混雑状況表示は、「空きあり」「やや混雑」「満」の3段階で表示。IoTボタンは、3つのボタン(「空」「やや混雑」「満」)がついた縦約10cm×幅約6cmほどの機器で、単独で通信ができ、電源コードを刺すだけで使用できる。