2020年07月21日 18:56

見守りGPSサービス「まもサーチ」を提供するIoTBankは、犬猫の安全管理ツールとして「まもサーチ」の有効性を検証するため、「動物愛護を考える茨城県民ネットワークCAPIN」との実証実験を開始した。

ペットの犬猫と暮らす生活で、最も防がなければならないのが、逸走。 逸走して行方がわからなくなってしまった犬猫は、交通事故に遭遇してケガを負ったり、空腹や病気で衰弱して動けなくなったりする危険性がある。また、迷子・逸走による飼い主不明の犬猫は、動物指導センターに引き取られ、未だ殺処分されることも多いのが現状。

このような事態を防ぐために、同社では、犬猫の安全管理ツールとして「まもサーチ」をより多くの人に使用してもらうことを目指して、実証実験の実施を決定した。「まもサーチ本体」を犬猫が装着していれば、万一、逸走という事態が起こっても、逸走後の位置情報をスマートフォンで確認できるので、短時間で保護できる可能性が高まると考えられる。

実験は6月1日~2020年8月31日。CAPINの保護犬に「まもサーチ本体」を装着し、スマートフォンから「まもサーチ専用アプリ」にて、犬の位置情報を見守る。約3か月間「まもサーチ」を使用後CAPINのスタッフや会員にアンケートを実施し、犬の安全管理ツールとしての有効性や「まもサーチ本体」の犬への装着性(サイズ・形状・装着位置など)、ドックランなどでの耐久性(破損など)、連続稼働日数・バッテリーの消費、まもサーチアプリの使用勝手などを検証する。