2020年06月25日 18:05

LINEリサーチでは、日本全国の15歳~59歳の男女を対象に、はじめての銀行口座について調査を実施した。

「はじめて作ってもらった自分名義の預金口座はどこですか?」と聞いたところ、全年代で、はじめての口座は「ゆうちょ銀行」が多いという結果に。次に多いのは、「地方銀行」、次いで「都市銀行」となった。ゆうちょ銀行は都市や地方に限らず、全国に窓口とATMがあるのが特長なので、作られやすいのかもしれない。例えば、子どもが進学のために上京をしても「ゆうちょ銀行」であればそのまま利用することができる、と考える親も多いかもしれない。生活に身近な存在である「郵便局」で口座を作成できるという安心感も、人気の理由かもしれない。

次に「はじめて自分で作った自分名義の預金口座はどこですか?」と質問。10代のみ「ゆうちょ銀行」が3割を超えて最も多い結果に。20代以降になると「都市銀行」「地方銀行」の割合が増加していることがわかる。これは、アルバイト先や就職先から、都市銀行や地方銀行を給与振り込みの指定口座とされることに関係がありそうだ。30代以降では「地方銀行」が若干多い傾向が見られる。

「ネット銀行」は、はじめて作ってもらった自分名義の口座ではほぼゼロに近い結果だったが、自分で作った口座では一定数いることがわかった。特に10代は5.1%、20代では5.5%と、若い世代にはネットで口座が作れる手軽さが浸透しつつあるのかもしれない。

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