2020年06月24日 09:27

ティ・アイ・エル(TIL)は、見えない現場の音声を録音・テキスト化するAIボイスレコーダーソリューション「RECORiS」について、6月23日からサービスの提供を開始した。
日々仕事や生活の中で、「説明された内容と違う」「正しく伝えたはずなのに」という経験は誰にでもある。見えない現場で行われる会話は、クレーム、コミュニケーションミスなど多くのトラブルを抱え、時にはカスタマーハラスメント(カスハラ)、セクシュアルハラスメント(セクハラ)、パワーハラスメント(パワハラ)にまで発展する。このような課題を解決するために同社は、音声認識技術を活用し、生活者と事業者双方の安心と安全を提供するAIボイスレコーダーソリューション「RECORiS」のサービスを開始する。
コミュニケーションミス、事故・トラブル、クレームなど、TILは独自開発されたボイスレコーダーデバイスとソフトウェアによって、現場でのコミュニケーションを全てテキスト保存する。あらかじめ設定された禁止語句などをAIが検知するとオペレーションセンターへ自動通報し、訪問先や密室でのトラブル発生を防ぐ。また、テキスト保存されたデータは担当者・日時・場所・単語等によって検索ができ、事故対応時のエビデンスとして活用することが可能。さらに、トラブル対応だけではなく、音声データはサービス・営業品質の向上やマーケティングにも活用できる。
料金プランは、「Lite」1人1000円+システム利用料、「Standard」6万円~ 利用時間+システム利用料、「Enterprise」要相談。