2020年06月17日 18:14

コクヨは、文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」に対応した教育施設用家具「タブレットPC充電保管庫」を、9月上旬から発売する。
「GIGAスクール構想」は、2019年12月より文部科学省が推進する施策で、義務教育を受ける全国の児童生徒のための1人1台の学習用PC(パソコン)端末や高速ネットワーク環境等の整備計画。現在、全国の小中学校及び特別支援学校では、児童生徒用のPCや校内LANの導入等、ICT環境の整備が進んでいる。
今回発売する「タブレットPC充電保管庫」は、このような新しい学習環境に対応するために、必要数のPCやタブレットの端末を専用の仕切り板で区切られた保管スペースに収納し、保管中に各端末を充電できる。さらに教室等の学習空間に設置しやすいコンパクト設計で、保管庫の移動がしやすいように、キャスタータイプには天板部に取っ手を設けている。バリエーションは、ベースタイプとキャスター付きタイプに、それぞれ収納量を3タイプ(22台/32台/44台)用意した。端末充電時の消費電力の合計が設置場所の供給電源容量を超えないよう、順番に充電する簡易輪番充電機能付き。輪番タイマー機能は市販デジタルタイマーを採用することで、将来的な故障や運用変更などにも低コストで柔軟な対応が可能となっている。
メーカー希望小売価格は、22台収納・ベースタイプ17万1000円(税抜)他。発売予定日は9月上旬。