2020年06月16日 14:40

アイエントは、店舗向けSaaS型伝票レスシステム「POPPO(ポッポ)」をローンチした。
コロナ禍中、コロナ終息後においても店舗接客における店内の混雑を効率よく回避させることや、顧客に渡す伝票なども非接触型にすることは、店舗のコロナ対策として最も重要な課題だ。また、コロナ対策のみならず、伝票(紙)による運用は、個人情報漏洩のリスクがあり、保管管理の手間やスタッフの心労などが伴い、店舗現場のデジタル化が遅れていることがファッション業界やその他実店舗においての最重要課題であると考えた。
今回ローンチした「POPPO」は、ほぼ全てのファッション業界店舗が運用している、取り置き伝票、取り寄せ伝票、お直し伝票、入荷通知伝票を、店舗が運用するアプリに置き換え、顧客にはSMS通知がなされる仕組み。また、顧客との連絡手段としても活用でき、例えばフィッティングルームの空きを待つ顧客や、接客スタッフを待つ顧客にも、SMS通知できることで、混雑する店内での待機を避けられ、スマートな連絡手段として活用できる。更に、「ECで購入し店舗で受け取る」もしくは、「店舗で試着しECで購入する」際の、店舗とECのスムーズな連携にも対応する。
まずは、ファッション業界店舗よりスタートし、あらゆる業界の店舗へ顧客との連絡手段として活用してもらえるよう強化していく予定。既に、大手アパレル企業マッシュスタイルラボは、全店舗導入を視野に入れ、現場の要望や、デジタル化された伝票データのマーケティング活用などを想定し、テスト運用を開始する予定だ。