2020年06月15日 18:04

人材サービスを主力とするウィルオブ・ワークは、完全在宅型のコンタクトセンターサービス「ZaITact(ザイタクト)」を、6月15日(月)より提供開始した。

新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策のため、窓口対応など対面業務自粛により、コールセンターへの切替対応が余儀なくされた。その結果、センター運営は行き詰まり、顧客離れ、顧客への不信感を引き起こしている。「ZaITact」の特徴は、全国で在宅勤務者が対応すること。在宅勤務者を全国で採用し拠点を分散することで、災害や感染症流行などの非常事態発生時にも止まらない業務運営を実現する。

システムはクラウド基盤ですべて完結できインフラ構築が不要のため、素早くセンターの立ち上げが可能。最短2週間で運用開始でき、研修もすべてオンラインで実施する。また、同社は個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者としてプライバシーマークの認定を受けている。さらに多くの国の政府機関や銀行など金融企業などで使われている、セキュアなデータセンターサービスであるシンクライアント(仮想デスクトップ)環境下で行うため、セキュリティ面も安心。

加えて、ファシリティ基準による自宅の就業環境の確認や、自社コールセンター運営で培った経験と知見を活かした採用や教育を実施。就業中は在宅運営管理ツールで管理体制も整えており、急な欠勤やトラブル等の発生時でも、自社コールセンターで対応でき在宅と集合型のハイブリッドでリスクを軽減する。