2020年06月15日 16:41

ゼッタリンクスは、Microsoft Officeを学校の授業でフル活用するための授業支援ツール「こどもOffice」を6月15日より全国の小中学校向けに新発売する。
文部科学省の「GIGAスクール構想」により1人1台のタブレット端末の整備が進められている。しかし実際の学校現場では、授業の中でICTを使う時間やPCを使って宿題を行う頻度について、日本はOECD加盟国の中で最下位という結果だった。今後拡充されるICT環境の中で、子どもたちが世界標準の学びを実現するためにもビジネスや家庭で最も利用されているMicrosoft Officeをフル活用し、自ら主体的に使いこなせるようになるため「こどもOffice」は開発された。
「こどもOffice」は、こどもたちがOfficeの操作を自然と身につけながら文書作成に取り組めるように、メニュー表記をひらがな中心にした簡単操作の「きっずリボン」を用意した。切り替えはボタンひとつで行えるので、スキルに合わせたメニュー表記が可能だ。また、現場の先生の声とICT支援員のアイデアで作成された、授業ですぐに使えるOfficeテンプレートを約300点用意。追加のテンプレートや指導用資料などもダウンロードして利用できる。さらに、これまでに10万人を超える先生に支持され、教材作りや通信用文書などに幅広く利用されている出町書房の学校向けのイラスト約9000点を搭載。カテゴリ別に表示されたイラストをドラック&ドロップで配置でき、わかりやすく表現力の高い文書を簡単に作成できる。
価格はオープン価格。