2020年06月15日 11:12

ワンダラスは、6月12日より、マンションの将来の担保価値(最低資産価値)をAIが予測する検索サービス「OlivviA(オリビア)」のベータ版提供を開始した。

同社は、「ITとAIの力を駆使してwondrousな価値を創造する」という企業理念のもと、金融不動産領域で革新的なサービスの提供を目指すAIスタートアップ。「オリビア」は、誰でも無料で簡単に、マンション物件の10年後の将来までの推定担保価値(推定最低資産価値)の推移をオンライン上で知ることができる検索サービス。「すべての住まい・ローン選びにもっと安心を」というサービスビジョンのもと、居住目的や投資目的でこれからマンションを購入しようと検討中のエンドユーザーに向けて、物件選びやローンの返済プラン検討の際の不安解消に役立つ今までにない新たなインサイトをweb上で提供する。

ユーザーは、不動産ポータルサイト上などで現在売出し掲載中の物件情報を「オリビア」に入力することで、n年後の当該物件の推定担保価値を瞬時に把握することができる。これによりユーザーは、価格やスペックが類似する複数の検討中物件のうちどの物件が将来的により資産価値が残りやすいか?(住宅ローンのオーバーローンのリスクがより少ないか?)という比較視点で物件を選んだり、AIが予測した将来の推定担保価値を参考にそこから逆算してローンの頭金を余裕を持って設定したり、といったことが可能となる。

今回リリースするベータ版は、1都3県のマンション物件約10万件の検索に対応している。

OlivviA