2020年06月11日 16:16

コード・フォー・ジャパンは、シビックテック・ラボ、POPOLOと協働で、LINE Botを活用した生活相談・情報提供サービス「POPOLO生活相談ナビ」の運用を開始した。

コード・フォー・ジャパンは、IT技術を活用した地域課題の解決をめざす一般社団法人。シビックテック・ラボは、地域の課題を解決し住みやすい世の中と、チャレンジする人がかっこいい社会を目指す一般社団法人。NPO法人POPOLOは、静岡県内でフードバンク事業を通じ、直接、生活困窮者支援を行っている。

「POPOLO生活相談ナビ」は、住居、仕事、生活費、食べ物といった生活支援相談に、LINE上のチャットボットが該当する支援を行う行政・市民団体の窓口情報(窓口名称、電話番号など)を提供するもの。新型コロナウイルスの影響で急増する支援要請に向き合う中で、様々な支援窓口への適切な誘導が必要とし、その方法の1つとして、チャットボットの開発を行った。

生活支援はその内容により、行政・支援団体の窓口が異なる。従来の情報に加え、昨今、新型コロナウイルス関連の支援情報も追加され、複雑になっている。そのため、生活支援が必要な当事者が混乱し、正確な窓口に早くたどり着けず支援が受けられない・支援が遅れるといった問題が生じている。このサービスは、チャットボットに基本情報を入力することで、一人ひとりに必要な生活支援の窓口情報を提供し、相談者の不安や悩みに24時間いつでも対応する。

スタート時には静岡県の詳細情報に対応。今後は、同様の課題をもつ他のエリアについて随時対応を行う予定。

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