2020年06月04日 17:57

Elixは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環として、カメラ映像をリアルタイムで解析し、カメラに映る人物の数や位置を検知することで、群衆人数や人物同士の密集度合の計測を可能とするAIソリューションを開発。6月4日(木)より導入を希望する法人、自治体などを対象に試験提供を開始する。

同社はディープラーニングに特化したテクノロジー企業として、大手企業のR&D部門を主なクライアントに持ち、コンサルティング、モデル開発・改良、モデルのライセンス提供までを一気通貫でサポートしている。現在は、コンピュータービジョン(画像認識)とAI創薬/マテリアルズ・インフォマティクスを主力領域とし、特に創業時から注力しているコンピュータービジョン(画像認識)領域ではディープラーニングを用いた自動運転・ADAS向けのモデル開発など、数多くの実績を持っている。

現在、世界各国で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を抑止する対策の一つとして、3密(密閉、密集、密接)の回避など、ソーシャルディスタンシングの確保が求められている。

これらの背景を受け、同社がもつコンピュータービジョン(画像認識)の知見を活かし開発した本ソリューションは、カメラ映像内の人物の数や位置情報を把握することで、群衆の検知、人物同士の密集度の推定をリアルタイムで実現した。必要に応じて、マスク有無の検知など、機能を追加することも可能。詳しくはこちら