2020年06月04日 16:45

LINEは、「LINE Transparency Report」2019年下半期版を更新した。

「LINE Transparency Report」は、2016年下半期より定期的に開示しており、ユーザーにこれからも安心して利用いてもらえるよう、同レポートは今後も定期的に更新していく予定だ。

「LINE Transparency Report」のうち、「捜査機関からのユーザー情報開示・削除要請」では、2019年7月から12月までに同社が受領した捜査機関からの情報開示請求および実際に同社から開示を行った件数について伝えている。LINEでは2019年7月~12月の間に前期比4%増の要請を世界各国の捜査機関から受領し、うち78%にあたる1313件(前期比2%増)の要請に対し何らかの情報開示を行った。今期は台湾からの要請数が大きく増加し(前期比53%増)、その結果対応数も増えた(同25%増)ことに起因し、対応の総数が大きく増加している。

LINEは他のインターネットサービス事業者と同様に、各国の捜査機関から犯罪事件の解決に必要な情報の開示要請を受領している。なお、同社が特定国家の盗聴や検閲等による一方的な情報搾取に協力することは一切ない。「LINE」を使った犯罪の被疑者の検挙や被害の軽減、人命保護、犯罪抑止に協力するのは、「LINE」というコミュニケーションインフラを提供する上での責務だと同社は考えている。

「LINE Transparency Report」2019年下半期版