2020年06月01日 18:36

旭日産業は、新型コロナウイルス感染症対策として 高解像度サーモグラフィを活用した非接触体表面検査システムを発表した。新型コロナウイルス感染症対策として、従業員や来訪者の体温の管理, 記録の重要性が高まっている中、検査員との接触をできるだけ少なくし、効果的に計測できる方法としてサーモグラフィによる体表面検査の採用検討が増えている。

しかし、低解像度のサーモグラフィの場合、近距離からの測定することになる。この場合、発熱の判定は検査員が熱画像や計測数値を確認して判断するため、被験者と検査員が、近距離で接触するリスクが懸念される。

同社が発表した「非接触体表面検査システム VX-THシリーズ」は、工場の生産ラインで製造工程の検査に使用されている高性能サーモグラフィを採用し、離れた位置から高解像度で、被験者の顔の表面温度を測定することが可能になっている。また画像判定を行うサーモグラフィコントローラは、同じく工場の生産ラインで実績のある「VX-01」を採用し、熱画像表示・異常判定・アラーム出力・画像録画が可能な高性能でありながら、リーズナブルな価格を実現した。

今回の発表では、「すぐに使えるスタンダードモデル VX-TH-01」「防塵・防滴カメラハウジング、防塵ラックを採用した耐環境モデル VX-TH-02」など、予算やシチュエーションで選べる4タイプのパッケージモデル(標準価格 ¥1,200,000~)をリリース。詳しくはこちら