2020年05月29日 12:15

パイプドビッツは、学校向けに「学生支援給付金申請システム」を開発し、5月28日より提供開始した。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、保護者の家計の急変や学生のアルバイト収入の減少など、金銭的な理由で修学の継続が困難になり、支援金を必要とする学生が増加している。支援金の給付を検討する教育機関においても、これまでの対面や郵送による申請手続きでは給付までに時間がかかることや、給付担当者の在宅勤務に伴い口座情報や個人情報など機密性の高い情報に安全にアクセスする環境の整備が難しい状況下にある。

そこでパイプドビッツは、学生がオンライン上で安全に支援金給付申請ができ、学籍番号に紐づいた口座情報一覧の自動作成によって給付担当者の給付手続きを効率化する「学生支援給付金申請システム」を提供開始する。郵送申請の手間と時間を削減できるほか、申請時の必須事項や入力ミスの自動チェックで申請不備を最小限にし、在宅勤務の環境下でもオンライン上で申請内容の確認が行えることで、申請受付から給付までの業務効率化が期待できる。これにより、学生と給付担当者双方の負荷の軽減を実現する。

なお、本システムはパイプドビッツの情報資産プラットフォーム「スパイラル」を基盤に構築した。また、本システムは先行して、神田外語大学のほか、3大学への提供が決定している。

学校向け「学生支援給付金申請システム」