2020年05月27日 17:01

impactTVは、AWLと協業を開始し、新型コロナウイルス対策「3密回避」AIサイネージの販売を開始する。

現在、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、スーパーマーケットやオフィス、公共施設等での「3密」を回避するための入店規制や、店内でのソーシャルディスタンスの確保、マスク着用の徹底等が大きな課題となっている。諸外国のようなオーバーシュート、ロックダウンを回避するための対策を属人的な方法だけで進めるには現場の負担が大きく、中長期的に対策をし続けることは大変困難だ。そのような背景やアフターコロナを見据えて、同社ではAIカメラソリューションを提供するAWLで開発したAIエンジンが最適なパフォーマンスを発揮できる専用ハードウェアを供給し、両社協業による「3密回避」AIサイネージの販売開始に至った。

「3密回避」AIサイネージとは、独自開発のAIエンジンを搭載した7インチ型、10インチ型、STB型の端末で、SIMも内蔵されているため、店舗等に端末を置くだけで、すぐに利用できるのが特徴。AIエンジンは、端末内蔵のカメラ映像を分析することで、来店人数のカウント/性別・年齢の推定/マスクの着用有無等を推定し、同時に店内の混雑状況を予測。さらに、社会的距離の測定、特定の場所における人口密度の計測、来店者または従業員のアルコール消毒実施の検知、発熱検知等の機能もアフターコロナに向けて順次拡張していく予定だ。

提供価格は、初期費用6万5000円~、月額費用は4000円/台(すべて税別)。新型コロナ対策機能は、支援キャペーンとして無料。

impactTV