2020年05月27日 12:15

ディーエーピー(DAP)は、行政手続きにかかる書類を自動で作成してくれるサービス「手続きドットコム」のサービスを6月5日に開始する。

民間企業ではRPAなどのIT化が進む中、行政ではいまだに紙による手続きが主流。ゆえに消費者(市民)側にもそのつけがまわっていて、様々な行政手続きにおいて紙での書類作成を強いられている状況だ。さらにはその手続きも非常に煩雑で、パッとみただけではどこに何を記入すればよいのか分からないため、行政のコールセンターへの問い合わせが多く、窓口の混雑の原因ともなっている。近年では郵送やWebでの対応も増えてきているが、やり方も分かりにくく、なかなか利用者は増えていない。

「手続きドットコム」は、行政手続きで必要な書類を自動で作成してくれるサービス。提出先や必要準備物などを含めた手順も分かりやすく表示されるので、煩雑でわかりにくい作業からユーザを解放することができる。必要な情報を入力すると、書類を自動で作成することが可能で、作成にかかる時間はおおよそ5分程度のため、従来の窓口へ赴き手書きで記入するよりも大幅に時間短縮になり、窓口の混雑緩和にもつながる。また、必要な証明書や提出先なども分かりやすく提示してくれるので、行政に問い合わせることもなくなり、コールセンターの作業負荷軽減にもつながる。さらに、売上高や会社情報を入力することで、コロナウイルス関連で対象となる補償・助成金を自動で判定する。

サービス開始日は6月5日。

DAP