2020年05月25日 16:58

ネオラボは、国産のWeb会議システム「Calling」を養父市(兵庫県)に5月26日から提供を開始し、養父市の農業委員会を始めとした、各種定例会議をオンライン会議に置き換えるなどの実証事業を開始する。

まずは、5月26日に開催される農業委員会を皮切りに、Callingの活用の幅をひろげ、将来的には、会議等での活用の他に、地域自治組織と繋いだ災害時対応や、市内の教育委員会と連携した学校間交流やオンライン授業の導入についても検討する。

実証事業では、Callingカスタマーセンターで、導入サポートとして、職員やCalling利用者への使い方講座をはじめ、運用中の小さな困りごとに対しての対応や、初期設定のサポート対応などを幅広く提供していく。また、自治体ならではのニーズや要望など、養父市からのフィードバックを、今後のCallingの機能向上に役立てる。国家戦略特区として指定されている養父市と実証事業を通じて、Callingを様々な課題を解決できるプロダクトとして成長させていく。

「Calling」は、URLひとつで簡単に使える国産のWeb会議システム。社内会議はもちろん、社内外の全ての対面コミュニケーションで活用できる。ブラウザベースで利用できるため、専用ツールのインストールが不要の手軽さから好評を博している。今回の実証事業の決定に至る背景としては、Web会議システムのCallingが国産であることと、すでに他の自治体で導入実績があることなどが要因となった。