2020年05月25日 14:20

セイビ堂は、クラスターを発生させない、体表面温度を可視化する「サーモセンサーサイネージ」の販売を開始した。
セイビ堂は1967年創業のサインメーカー。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響に伴い予想される、今後の経済活動への影響を鑑み、店舗・事業所などの事業者の取り組みに寄り添うべく、IoT製品・サービスの開発に取り組んでいる。
「サーモセンサーサイネージ」は、体表面温度が測定可能なサーモセンサーカメラ付きデジタルサイネージを店舗・オフィスの出入口などに設置し、事前に設定された温度を閾値(しきいち)に、その上下を判別。設定温度以上の入場者に対しアラートを表示し、検温等を促し、ウイルスの感染拡大リスクを抑制する。液晶モニター上部にサーモセンサー(小型サーマル)カメラを設置することで、体表面温度を検知し、閾値を超える温度を計測した際に、お知らせ(アラート)をする構成だ。液晶モニター以外にも、LED電光掲示板などの表示機器や、回転灯などの照明機器、スピーカーなどの音響機器での表現も可能となっている。
「サーモセンサーサイネージ」は、商業施設やオフィス以外にも、空港、病院、宿泊施設、駅、学校、イベント、工場、公共施設と多くの人が集まる場所での利用が期待される。入場者に触れずに温度測定をすることができるので、ウイルスの感染拡大リスクを抑制する。