2020年05月18日 16:15

BONXは、同社の取り組みである「医療機関向けにBONX for BUSINESSとBONX Gripを1000台規模で無償貸与」に賛同した兼松コミュニケーションズより、スマートフォン端末とデータSIMの医療機関向け無償貸与を開始することを発表した。

「BONX for BUISNESS」は、スマートフォンを使って、最大30人までの双方向同時音声グループコミュニケーションを簡単にできるアプリ。純正ヘッドセットBONX GripとBluetoothで接続して使用することにより、騒音や向かい風の中でもハンズフリーでクリアな会話を実現できる。

BONXは、兼松コミュニケーションズと2019年10月27日付で資本提携を行っている。今回、兼松コミュニケーションズが、BONXの取り組み「医療機関向けにBONX for BUSINESSとBONX Gripを1000台規模で無償貸与」に賛同し、スマートフォンおよびデータSIMの無償貸与が実現した。これにより、スマートフォンが導入されていない医療機関にも利用してもらえるようになった。

具体的には、新型コロナウィルスの対応に追われる医療機関を支援するため、兼松コミュニケーションズがBONXのサービスを使うために必要な、スマートフォン端末を500台規模で無償貸与、および、データSIM回線を無償で提供(最大3カ月)する。同システムを先行導入している医療機関では、PCR検査場と関係者間の連絡などに活用されている。

BONX