2020年05月14日 18:55

テクノロジーで不動産の賃貸取引をなめらかにするイタンジが提供する、賃貸仲介会社向け顧客管理システム「ノマドクラウド」のオンライン接客を目的としたビデオ通話機能に、新たに複数人通話機能と録画機能が登場した。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、不動産業界においてもテレワークの需要が急増したことから、2020年4月、イタンジは、賃貸仲介会社向け顧客管理システム「ノマドクラウド」にオンライン接客を目的としたビデオ通話機能を実装した。そしてこの度、導入会社からの要望を受け、このビデオ通話機能に複数人通話機能・録画機能を、新たに追加した。

IT重説や接客時においては、やりとりを記録に残すことで契約に関するトラブル発生の抑制が期待される。また、親権者と別居している未成年や学生が賃貸契約をする際に、遠方に住む親権者がビデオ通話越しに重説に同席することができるなど、より手軽にかつ安心して賃貸借契約を締結することを可能にする。

IT重説以外では、異なる場所にいる複数人で同時にオンライン内見をすることが可能に。またオンライン内見後に、物件の状況を再確認することもでき、利便性が向上、入居希望者にとって安全で効率的な部屋探しが可能となる。さらに不動産事業者にとっては、面談を詳細に記録に残すことで後からの振り返りがしやすくなり、人材育成を効率化、コンプライアンスの徹底に貢献する。